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【闘病5日目】抗がん剤治療、そして夜3回目の出血

9月22日に書きました。
【闘病5日目】退院翌日の、9月15日のことです。

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もいちゃんの病気は血管肉腫と診断されました。
すでに心臓に1つ、脾臓には2〜3個の腫瘍がありました。
心臓の腫瘍はすでに破裂し出血してしまいました。
脾臓の腫瘍はどんどん大きくなっているようです。

余命宣告もされました
抗がん剤治療をしなければ(2週間〜)1ケ月。
抗がん剤治療をすれば頑張れて半年。

ママは、6頭の子を育てる中で、治療に対する考えも変わってきて、
『もしももいちゃんがガンになって抗がん剤治療をしなくてはならない状態になってもしない』と決めていました。
でも、今回ママはそんなに迷うことなく抗がん剤治療をすることにしました。
ナチュラルで穏やかかも?しれない4週間より、
治療の大変さや副作用があるかもしれないけれど、ともに闘う『6ケ月』を選んだのです。
(ほとんど迷うことなく決めた自分に少し驚きました)

今(22日)にして思えば、この抗がん剤は邪魔にもなっていないし、もいちゃんの利になってもいません。
後悔とは違いますが、17日の夜に脾臓の腫瘍が破裂すると決まっていたのなら、抗がん剤治療をしなければ、その治療に使った2時間を事務所で過ごさせてあげられたのでしなければ良かったなと思います。
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朝ごはんを軽く食べ、抗がん剤治療に備えてつくねホリスティック動物病院のW先生にマッサージと針治療をしていただきました。

もいちゃんはゴキゲンでニコニコ。
もいちゃんとスタッフとエイエイオーp(`ー´)qと鬨の声をあげて、カートでかかりつけの病院に向かいました。
血液検査などのあと、静脈点滴による抗がん剤治療(ドキソルビシン)、出血が溜まってしまっていないか調べるためのエコーとレントゲンをして約2時間後の19時にお迎え。

嫌いなエコーなどしたせいか、治療前とは違ってお疲れ気味。
夕ご飯はしゃがんで食べました(完食)
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このあとは今日まとめた自分メモの箇条書きになります。

●19時28分に食べた夕ご飯を、20:26に吐いてしまった。
たぶんこの時に脾臓の腫瘍が破裂しそのショックで吐いた。
●歯茎と耳が白く、心拍も弱いのですぐにAちゃんと一緒に夜間救急にに。
20:45頃にはTRVAに到着。
●脾臓の2〜3個ある腫瘍のひとつが破裂したようで、おなかは血でいっぱい。
血の中に脾臓が浮いている感じ。腫瘍はつい昨日は3cmくらいだったのが、今は5cm
●酸素をかがせてあげながらずっと付き添い
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●麻酔をかけた時点で6〜7割は難しい可能性もあるが、攻めの治療でここで脾臓の摘出手術をし脾臓の爆弾(腫瘍)を排除、あとは心臓の1個の腫瘍と向き合うか、
●輸血だけして家に帰り12時間くらいのうちに旅立つか、
ミラクルが起こって体調が良くなった時点で脾臓の摘出手術をするか.....
そのどちらとも決められないきわめて難しい決断をせねばならなかった。
電話で相談したかかりつけの病院の院長は手術すべきとおっしゃった。
ママはものすごく悩んだ末、もいちゃんには苦しんでほしくないし家で死なせてあげたいし、もいちゃんに決めさせてあげたかったので連れて帰る事に。
(今22日に思うと、家に連れて帰ってあげて本当に良かったと思います。)


スタッフ達の力添えで
●ゴールデンのふうがちゃんとGシャパードの姫那(ひな)ちゃんが供血にかけつけてくれて、
血液型がマイナスでマッチした姫那(ひな)ちゃんから400ccの力強い血をもらい22:55分頃から輸血。
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閉じたお目目がみるみる穏やかになって、顔色が良くなってすやすやねんね。
姫那ちゃん、ふうがちゃん、本当に本当にありがとう!!!!!
このご恩は一生忘れません。

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【9月29日にお世話になった夜間救急の先生とお話しして知ったというか改めて認識した事】
●抗がん剤をしたから破裂が早まったという事は無い。破裂は歩いていてもとびはねてもごはんを食べても起こる
●もいちゃんは出血が起きたかさぶたからチョロチョロと出血していたのではないか。
●脾臓には大小あわせて3つの腫瘍があった
●心臓が原発か?、脾臓が原発かはわからないが、犬種的には脾臓が原発の事が多い
●もいちゃんは輸血寸前に、貧血によって血圧と心拍数が下がってしまい、脳に血液がいかず一時せん妄状態になった。(良く覚えていませんが、そういえば一時手足をバタバタさせていたような...)
姫那ちゃんの輸血が無ければ帰りの車の中で亡くなっていたくらいかも。
輸血して良かった。供血してくれた姫那ちゃん本当に本当にありがとう。
おかげでもいちゃんはおうちに帰れて、おうちでママお目目を合わせお話ししたり、スタッフや可愛がってくれたみなさんとの穏やかでいい時間を過ごす事ができました。
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日付がかわった深夜だというのに、スタッフ達は待ってくれていました。
みんなで自宅に行って、もいちゃんはこれから旅立つまでずっと“もいちゃんのおうち”で過ごしました。

お家に帰って安心して、スヤスヤ寝んね中のもいちゃん。
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もいちゃんとママを心配したスタッフが泊まって一緒にもいちゃんを見守ってくれたので、とてもとても心強かったです。

お散歩で“石さん”をつれ帰りo(*^▽^*)o~♪

9月22日に書きました。
退院翌日の、9月15日のことです。

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朝起きると、もいちゃんはベッドの部屋からリビングに移動していて、ソファの上にいました。
自分でちゃんとソファにのんのできたようです(o^-^o)


ママがお支度中、いつものようにママの椅子を枕にまったり。
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貧血状態なので、公園まではキャリッジに乗せて行ってあげました。
公園に着くと、いつもチェックをする紫陽花の根元をクンクン。
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おしっこをし、良いうんPもちゃんとできました。
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と、スタスタと歩いてお気に入りの“石さん”をゲット★('-^v)

“石さん”をお口に入れて、カートに乗せてもらって満足げなもいちゃん(*^。^*)
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“石さん”をこの日もスタッフに見せてあげないで、自慢げにカジカジ♪
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これがもいちゃんの“石さん”納めでした。。。。。。