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トルコ.イタリア旅行-9/洞窟ホテルとローズ・ヴァレー

カッパドキアでの宿泊先はカッパドキア・ケイブ・リゾート(CCR)
小高い山の岩肌をくり抜いて造った洞窟ホテルです。
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ホテルからの眺め。
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まわりは奇岩で囲まれています。
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夕方、夕日を浴びると金色に染まるというローズ・ヴァレーを見に行きましたが、雲が出ていた為にイマイチ金色にはなりませんでしたが、それでもなかな美しい長めでした。
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ここでトルコではどこにでもある絞りたてのザクロジュースを飲みました。
ホルモンバランスを整えてくれるそうで、本来女性にはとても良いジュースなのですが....ちょっと実がまだ若かったのか渋めで&強過ぎたのか?ちょっと胃が気持ち悪くなってしまったママでーす。
ガイドさんも空きっ腹にザクロジュースを飲むと胃が痛くなるそうで....オレンジとザクロを半々にすると美味しいそうです。
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そうそう♪ ママはここでザクロを絞らせてもらいましたが、けっこう力がいるんですよー。

トルコ.イタリア旅行-8/洞窟住居訪問

もうずっと前から洞窟住居に実際に住んでいる、カッパドキアの方の民家を訪問することができました。

外観はこんな。
入り口は3つ。
一つはリビング&キッチン。
もう2つは個室で、お嬢さん方の部屋。
中はつながっていないので、リビングで過ごした後に自分の部屋に戻る際には一度表に出ないとなりません。
トイレとお風呂も別棟なので、とても寒い真冬は大変そうですね。
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こちらは長く住んでいるので、政府からお安い家賃で借りているそうですが、新規だと高いそうです。
改築や改装は一切禁止だそうです。

リビングは広くて快適!
床一面に、先祖代々の大切な絨毯が敷き詰められ、冬の間は寒くて外にはあまりでられないので、部屋の中で長い時間をかけて絨毯を織るそうです。(右奥は織りかけの絨毯)
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背の高いソファーはお客様用。
薄型テレビもあり、お嬢さん方は皆携帯を持っています。

床はあちこち岩の形のままゆがんではいますが、なぜかそれもいい趣です。
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若草色のカーテンの向こうはキッチン、出口へと続きます。
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ここでもチャイをご馳走になり....なんか田舎のおばあちゃんの家にいるみたいな感じでくつろいじゃいました。
お客様用のソファーよりも、岩の上に敷かれた絨毯に足を伸ばして座らせてもらっているほうが気持ちよかったです♪
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ちなみに、このあたりり風習として、全くの他人(知らない人)が訪ねて来ても、3日間は最高のおもてなしをして泊めてあげないとならないそうです。
もちろん私たちの訪問はガイドさんと一緒で、旅行会社が組んでいる“ツアー”ですけれどね。
出口には手作りのお土産コーナーがあって、ママはこのお宅の方が編んだ、お手頃価格のオヤ(糸と針で編む、伝統刺繍)のネックレスを求めてきました。
おつきあいでね(^_-)-☆

トルコ.イタリア旅行-7/カイマルク地下都市

今回の旅で1〜2番にすごい!と思ったのがこのカイマルク地下都市。
キリスト教徒がアラブ人の迫害から逃れる為につくったと言われる地下8階の巨大都市です(驚)(現在見学できるのは地下3階まで。)

このへんの岩は柔らかいので手で掘れたそうです。
これを今の建築技術をもって造れと言われても、色々な面でかなり難しいのではないかと思います。

多い時には5000人以上の人が、この狭くて迷路のような地下都市に暮らしていたそうです。
共同の台所や食料庫、ワイナリー、教会、トイレがあり、長期で隠れ住む事ができる施設が整っています。
中は通風口が通りいつも新鮮な空気がいきわたり、台所の煙がそのまま外に出ないよう(見つかってしまうので)、煙突の出口はずっと離れたところにあるそうです。

通路はどこも狭く、天井も低く、中腰で人一人がやっと通れるくらい。
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侵入者があった時に、すぐに全員に伝達できるよう、小さな声通しの穴が各所に開いています。
インディージョーンズに出てくるような、侵入者があった際に通路をふさぐ(隠す)円形の岩の扉もありました。
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欧州の観光客で中は満員でした。


これは通風口。
空気はきれいにすんでいる感じで、とても岩の中の地下3階にいるとは思えません。
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地下都市なので、少し入ると中はひんやり涼しく、冬は冬で暖かいそうです。

これは何かの貯蔵庫だったかな?
この画像は少しですが、ここの画像の多くにコダマ(木霊)ちゃんらしきものがたくさん写っていました!
コダマちゃんは、宗教に関係なくエネルギーの高い所にいるのかもね?
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部屋は、地下なのにけっこう広く、畳3〜4畳くらいのところに4〜5人が寝泊まりしたそうです。

公衆トイレ。
トルコの公衆トイレはどこも有料です。
1回1トルコリラ(60円くらい)
トルコ式と洋式があって、トルコ式は日本の昔のトイレみたいですが、日本とは逆向きに(ドアを向いて)かがみます。
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トルコ.イタリア旅行-6/チャイと魔除けの目玉

トルコの人は本当にチャイが大好きで、日に何度もチャイをします。
日本人が日本茶を飲むようなものですね。

どこかの土産店に入っても、すかさずチャイをふるまってくれて....そうすると何か買わないと悪いと思ってしまいます(笑)
そのままでもよいですが、お砂糖を2ツ入れるとより美味しいです。
(ママは普段コーヒーはブラックですが、チャイにはお砂糖を入れて飲みました。)
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トルコのお菓子は、お砂糖のかたまりを食べているくらい甘いものが多いです。
ガイドさんは男性だったせいか「ちょっと甘すぎます」と言ってました。
甘い物好きのママが食べても食べきれないくらいです。
画像はレストランのデザートなのでお上品で少しですが、普通はもっと大きくてドカンとしています。
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これはナザール・ボンジュー(魔除けの目玉)
邪視から身を守るトルコ古来のお守り。
ガラス製で割れると効果があったとされるそうです。
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鳩の谷のお土産物屋さんの木にはこんなに飾ってあって、きれいでした。
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トルコ.イタリア旅行-5/ケバブと鳩の谷

トルコ料理といったらケバブ。
この日ランチで食べた壷焼きケバブはとっても美味しかったです。
ツボの先を切り落とすと中には羊肉のケバブが。
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パンにつけて食べるサフランと色々なハーブを混ぜたお塩みたいなのと、香辛料入りのオリーブオイルも美味しかったです。
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鳩の谷
1トルコリラだったか?5トルコリラで買う鳩用の穀物が売っていて、それを撒いてあげるとたくさんの鳩が飛んで来てついばみます。
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今も人が住んでいるところもあるそうです。
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トルコ.イタリア旅行-4/奇岩巡り

カッパドキアの地層は、数千年前に繰り返し起きた火山の噴火により火山灰と溶岩が積み重なってできています。
やがて雨や湧き水、川の流れによって地層が浸食され、柔らかい凝灰岩層は早く削られ、硬い溶岩層は浸食が遅いのでキノコ岩のような不思議な色と形の生まれたそうです。

パシャバー地区
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デヴレントのピラミッド岩
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他にウサギ、ワシ、ナポレオンの帽子型の岩もあり、見る角度や見る人によって色々に見えます。

らくだ岩
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三人姉妹の岩
その昔は四人姉妹だったそうですが、ひとつ崩れてしまったそうです。
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きのこにたとえると、きのこの傘がのっている柄の部分が細い岩が多いので、傘がゴロンと折れて落下してしまうこともあるそうです。

トルコ.イタリア旅行-3/ギョレメ野外博物館

ホテルに戻って朝食後、観光に出かけました。

まずはギョレメ野外博物館でトルコのアイスを食べました(笑)
トルコのアイスは粘り気が強く、溶けにくい感じ。
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トルコの人は親日家が多く親切なのでとても安心な感じです。
エルトゥールル号遭難事件は小学校の5年生の授業で習うので、トルコ人は日本人に恩を感じているし好きなのですとガイドさんが言っていました。

そしてエルトゥールル号遭難事件から123年後、200人以上の日本人をトルコ人が助けてくれました。
あのイラン・イラク戦争時のトルコ航空機による在留邦人救出です。
日本とトルコの良い関係、きっとずっとずっと続くと思います(o^□^)人(^□^o)

ギョレメ野外博物館
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ゴールデンのミックスのようなワンコがのんびり歩いていました。
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トルコは、ワンコとニャンコがあちこちにいて、観光地の人ごみの中でも爆睡していてなんかとっても可愛いかったです▼・ェ・▼
ワンコをみるたびに、無性にもいちゃんに会いたくなってしまうママです。
(不思議なもので、『会いたい!』と思うのはお空のみんなではなくて、もいちゃんなんですよー(*^-^*))


カッパドキアの歴史は古く、紀元前8000年頃には人間が定住していたそうです。
紀元後4世紀頃からビザンチン帝国下でキリスト教徒のコミュニティが成立するも、9世紀頃からイスラムの勢力が強まり、その脅威から逃れる為にいくつもの岩窟教会や地下都市が造られたそうです。

ギョレメ野外博物館にはいくつかの岩窟教会がありますが、なかでもこの【暗闇の教会】の天井と壁のフレスコ画は保存状態もよく素晴らしかったです。
(中は撮影禁止)
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ここは住居と、岩肌に見える格子のようなものは鳩の小屋。
トルコの人は昔から鳩は食しませんが、糞が肥料になるので今も飼っているそうです。
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☆トルコ.イタリア旅行-2/カッパドキア バルーン観光

今日は暗いうちに起きて【世界遺産】カッパドキアの奇岩の大地を空中散歩です。
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日が昇り始めたカッパドキアの大地の上にいっせいに色とりどりの気球が浮かびます。
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その数、なんと200以上(驚)
バーナーを開いた時の音以外は何もせず(風があると飛ばないので)、まるで帆走しているヨットのように静かです。
上昇と下降を繰り返し遊覧しながら、最高で地上から300メートルくらいまで上がります。
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天国の父と、お空のムーちゃん、ブーちゃん、べっちゃん、きゃっちゃん、べべちゃんも一緒です(*^-^*)
(気球に乗るは一旦はやめようと思いましたが、そもそもずっと前から計画していた今回の旅の目的のひとつがみんなとこの景色を見る事だったので参加を決意しました。)
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画面右奥に見える山のようなもの、あそこの一角に宿泊している洞窟ホテル(CCR/カッパドキアケイブリゾート)があります。

着地は各バルーン会社の車の荷台の上(笑)
とても上手に着陸します。
で、シャンパンがふるまわれ、フライト証明書ををもらってドライバーと記念撮影。
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朝日を浴びて輝くカッパドキアの奇岩の数々、大自然の不思議で荘厳な風景でした。


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【後記】
2013年5月20日にカッパドキアで気球が墜落する事故が起きてしまいました。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。