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細く長く助け合い-救援物資10

全世界70万以上の人達が見て、CNN他で多数放映され、福島第一原発避難区域内の動物達の現状を知らせ、保護活動の引き金となったこの映像、知人のJ氏がビデオジャーナリストの神保哲生氏と同行した時の映像でしたヽ(*'0'*)ツ
車内左の黒いのはベータ線の計測器
右の黄色いのはガンマ線の計測器だそうです。


J氏は3月12日に、「地震は大丈夫でしたか?」とあいばろにお見舞いに来てくれて、色々な情報をくれました。
その夜、ニュースで流れる震災地の映像を見ていてもたってもいられず現地に出発。
以来、6回ほど各震災地にボランティアに行っているそうです。
(ご家族はおおいに理解してくれています)
外国のメディアにも席をおくJ氏は、阪神淡路大震災の時もボランティアとして頑張り、そのつながりで今回の大震災でのネットワークをすみやかに構築し、被災地の皆さんの為に頑張っています。

映像の最初に出てくるワンちゃん達の半数は人懐っこかったそうですが、2頭の子は冷めているいるというか(警戒ではなく)、人に対して一歩離れた感じだったそうです。。。

【J氏撮影】
3月17日の陸前高田市。
ガレキのなかをご家族にお散歩してもらうワンちゃん。
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【J氏撮影】
人はカメラを向けられると、人がいると、一生懸命「大丈夫です」と頑張ってみせてくれたりします。
でも、ワンコは心のままのを表現します。
背中にしょったバッグがずれ落ちそうになった音をきいて、(たったそれだけで)このワンちゃんは恐れおののいて、飼い主さんの足下にかくれ怯えたそうです。
それから約40日。
ワンちゃんの心の、地震と津波の恐怖と受けた心の傷は少しは小さくなったでしょうか。
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この大災害の中で生き延びられた尊い命.....強く生きてください!


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長崎の保健所の命を救う会のブログにシャンプーやフードを求めてらっしゃる方達がいらっしゃるという記事がありましたので、取引先さんに協力してもらって物資を送りました!

●ラファンシーズのシグマテックインターナショナル株式会社さんからは被災された皆様へのあたたかいメッセージと共に72本ものシャンプー(NK18とNK12)をご提供いただきました!
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●サプリメントのネイチャーベッドクラブさんからは、ブルー ウィルダネスのドッグフード(穀物不使用)を12袋ご提供いただきました!


●アイアンバロンからはラバーブラシを72個。ラファンシーズのシャンプーとセットにして送らせてもらいました!
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やっと電気とガスが使えるようになった宮城県七ヶ浜のワンちゃん達、キレキレしてもらってスッキリしてニコニコになってねU^ェ^U


『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』
も、さらに161名分を送らせてもらいました!
このほとんどを、ママのヨガの先生が1週間で集めてくださったんだよ!
すご〜いp(`ー´)q
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デヴィ夫人のブログ、是非ご覧ください!

UKC ジャパンさんのブログには今の状況も載っています。

21世紀の餓死

3月11日の東日本大震災(天災)で、巨大津波が押し寄せ、東北地方は甚大な被害が出てしまいました。

福島第一原発の一件は、地震と津波が引き金ではありますが、「人災」と思う方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
当初、他国からの冷却剤?の援助を断ったという総理。
当初、廃炉にしたくないがために至急の対応を躊躇し、事故という言葉を一切使わず、
(ちなみに)3月12日のプレス発表は原発事故には触れずに「人事異動について」だけだった驚きの東京電力(NHKより)

そして、4月21日をもって20キロ圏内が避難指示区域から警戒区域になって封鎖。
残されたワンちゃん、ネコちゃん達は各ボランティア団体の方が24時のタイムリミットまでに必死の救出活動。
救出しきれなかった子達用に、できるかぎりのフードを撒いて来たそうです。
しかし、『原発半径3km以内には、様々な保護活動の人たちが保護しきれなかった動物たちが残されています。』
犬猫みなしご救援隊
長崎の保健所の命を救う会


餓死なんてあまりにも悲しすぎる。


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牛3千頭・豚3万匹、原発20キロ圏に…餓死か
読売新聞 4月19日(火)14時33分配信

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に
牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。

 避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。
せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。

 県によると、20キロ圏内は、ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、畜産や酪農が盛んな地帯。
しかし、東日本大震災発生翌日の3月12日、同原発1号機が爆発し、避難指示が出たため、畜産農家や酪農家は即日、家畜を置いて避難を余儀なくされた。
最終更新:4月19日(火)14時33分

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【4月21日23:48 産経ニュースより】
福島第1原発から20キロ圏内の警戒区域設定を受けて環境省は2 1日、取り残されている犬や猫などペットの連れ出しなどについて 対応を検討していることを明らかにした。
近藤昭一環境副大臣は同日の記者会見で「連れ出しは(住民の一時 帰宅と)同時になるか少し後になるのか、順調に進むよう調整した い。
命に関わることなので早めにやりたい」と話した。
福島県によ ると、20キロ圏内にかかる9市町村で、狂犬病予防法に基づき登 録されている飼い犬は約5千頭いるが、実際にどれくらい取り残さ れているかは不明という。
環境省は、ペットを連れ出せた際の具体的な対応策を日本獣医師会 や動物愛護団体などでつくる「緊急災害時動物救援本部」と協議。
除染のほか、避難先で飼育できない住民のため、保護先の確保など についても検討を進めている

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とのこと。
「命に関わることなので早めにやりたい」って言うけど、早めってどういう事??
45日たって、すでに餓死してしまった動物達もたくさんいるのに。。。。

ある方は
「人の避難と同時に、家畜やペットの避難も検討する時間はあったはず。
生き延びた「命」をむざむざ殺すのでなく、県外に避難させる道筋をつけるべき。」と。


その事に心を痛める知人が送ってくれたニュース映像(やせ細った牛さんがたくさん餓死してしまっている映像)は、昨日は見る事ができましたが、今日はなぜか??削除されていました。
同じような画像は次々と削除されているようです。
なぜでしょうね?


残された家畜の牛、豚、ニワトリ、馬さん達は
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今日からは警戒区域内の家畜の処分などの対応が始まったそうで
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「衰弱した家畜は農家の同意を得たうえで処分」するそうです。
酪農家のある方は「処分は絶対拒否する。1頭でも生かしてあげたい」
とおっしゃる方も。
今まで通って家畜達の面倒をみていた畜産農家の方は「警戒区域になってから近づけないのでその後どうなっているか心配」とも。

今後は
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とのことですが、今まではやっぱりちゃんと情報公開していなかったってこと?
それに、原則って何? 公開できない例外はこれからもあるってこと?

避難生活を強いられている方達のなかで、ホームページを見て情報収集できる方が、いったいどれだけいるのでしょうか?
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ブログを書く者として、政治的な事や何かや誰かを批判するような事は書くべきではないと思っています。
でも、今日はおおめにみてください。
やせ細って首輪がブカブカのワンちゃん、ボランティアの方が差し出したお水をむさぼるように飲んだ横たわったままの弱った牛さん、ものすごく悲しかったです。

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3月からアイアンバロンでも署名のお願いをはじめた環境省宛の『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』
、約200名の署名を本日付けで送りました。(4月30日まで継続します)
呼びかけをしている本部には4月14日現在で94,070 名の署名が集まっているそうです。
アイアンバロンで署名をお願いすると「もうよそでしました」とおっしゃる方が多いのもうなずけます。
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震災まいご犬 犬種別一覧

レトリーバーと暮らす個人の方が、震災迷子犬 犬種別一覧というHPを作られて、東日本大震災で迷子になってしまったワンちゃんとご家族の再会のお手伝いをされています。
素晴らしいですね!

是非ご覧になって、何か情報がありましたら是非お寄せください。
レトリーバーはこちらです。
リンクされているサイトも、とても役立ちますヨ。

1組でも多くの再会と、そして出会いがありますようにU^ェ^U

今回の大震災で街がいくつも壊滅してしまいました。
またみなさんが住める街になるまでには、長い時間と莫大な費用がかかります。
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国民皆で長く協力し続けないと!
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避難所生活の長い方達は、県外等で避難生活をされている方よりもエコノミー症候群発症のおそれが10倍も高いそうです。
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今も避難所生活を強いられている皆さんが、一日も早く仮設住宅等や政府借り上げのアパートや公団等で、家族単位で手足を伸ばして暮らしてもらえるようになりますように。
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細く長く助け合い-救援物資9

福島第一原発の20キロ範囲が、4月22日0時から避難指示→警戒区域になるということで、住民のみなさんはもちろん、ワンちゃんネコちゃんを救出すべく頑張っているボランティアの皆さんも大変なことになっています。
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福島第一原発の20キロ範囲内のワンちゃんネコちゃんの救出に全力を尽くしているボランティア団体のひとつ、犬猫みなしご救援隊さんに救援物資を送りました!
何日も食べていなかった子が保護されて急に食べておなかの調子を悪くする子も多いそうで.....アイアンバロンからおなかにやさしいセットを送らせてもらいました。
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●療法食 i/d 缶を24缶
●療法食 i/d ドライ7.5キロを2袋
●ペットスエット(経口補水/わんちゃん用ポカリスエット)を48本
それとダニがついてしまっている子も多いそうなので
●フロントライン36本(10キロ未満を12本/10〜20キロを12本/20〜40キロを12本)

どうぞボランティアのみなさん、できるだけたくさんの子を救出してあげてください!
どうぞどうぞお願いします!
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私は東京にいる被災していない一区民なので色々いえる立場ではないかもしれません。
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しかし!この画像を見て「今さら!...グーでなぐっちゃえ!!」とつい思ってしまいました。(超個人的感想です。)
被災者の方々は耐え難き耐えていらっしゃるのに、外野が不謹慎でスミマセン。
他の被災者の方は「もう少し早く来てほしかった。」とおっしゃっていました。
「もう帰るんですか!」と詰め寄った方もいらっしゃいました。(当然と思います。)
福島第一原発の一連のことは、東電と政府の初動の遅さがよりいっそう事態を悪化させたのは隠せない事実です。
もちろん、日々懸命に頑張ってくれている現場の方々や消防関係、そのご家族には心よりの敬意を表します。


そこに家があるのに帰れない人たち。
生きているのに残された動物達はどうなるの????????????????
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ケンの家さんも20キロ圏内からワンちゃんネコちゃんたちをレスキューしています!

細く長く助け合い-救援物資8

仙台を拠点に被災したワンちゃん・ネコちゃん達の為に頑張ってらっしゃるチーム富士丸の物資受付が再開されたので、さっそく用意していたものを送らせてもらいました。
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ビビッドさんから少しでも皆さんが安全に快適に過ごせるようにと
●除菌・消臭スプレー 【デオナイオスマイル】を30本
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ビビッドさんお取り扱いのサプリメント、米国アークナチュラルズ社さんからは美味しくてデンタルケアができる
●ワンちゃん、ネコちゃん用のガム【ブレスチュブル ミニ】を30袋
神戸異人館koigakudoさんドッグカフェ KING of DOGさんからは
●美味しい【お米パン】を50袋(米粉でできているので小麦粉アレルギーの子もOK)
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アイアンバロンから
●栄養豊富で元気が出る【プレミアムミルク】を60袋
●ティッシュイプの歯磨きを50セット
●ティッシュイプのお耳掃除を50セット
●ネコちゃんのトイレ用の砂を42袋
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美味しいおやつとかでワンちゃんネコちゃんが笑顔になって、その笑顔がご家族のみなさんの元気の元になるといいねU^ェ^U
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被災されたみんさんも、動物のみんなも、ボランティアのも、どうぞ体調を崩さないようにしながら頑張られてください!