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【生後1728日】眼科専門医を受診

“もに”の眼ですが
●右眼の虹彩嚢胞が少し大きくなったような気がするし
●両眼とも、特に右目が充血している?と思うことがわりとあるし
●両眼とも『白目』の左右と下の方が着色してグレーや茶色っぽいし(白くない)
●左眼の黒目が見えかたによってまん丸でなくていびつにみえることがあるし 
●充血している時は目やにがでるし.....

など等、どうしても気になるのでかかりつけの獣医さんにまた診てもらい、かかりつけの獣医さん経由で眼科専門医を受診してきました。
(『もいちゃん』が行っていたところは近隣の駐車場がなくなってしまい車で行くのが難しくなってしまったので、そこより近所で駐車場完備の眼科専門医に予約を入れていただきました。)


【検査】内容は
1.前眼部検査
2.後眼部検査
3.染色検査
4.眼圧検査(右20/左23。犬は10〜20が平均なので、もには高いギリギリ。興奮するとこのくらいにはなるが、要経過観察)
5.シルマーティアーテスト(涙の量)
6.角膜知覚検査
7.光干渉断層検査B
8.眼科エコー検査

-結果-
【右眼】
●右目のぶどう膜嚢胞(虹彩嚢胞)は今の所1つで、透けていて透明な液体なので大丈夫(超音波で見えるのは1コだけど、裏にあるかも?)=今は薬の必要なし 
 (左目にぶどう膜嚢胞はない)
↓ぶどう膜嚢胞が2つあるように写っていますが、右のは光のあ当て方による陰で、嚢胞は1つです)
ファイル 8475-1.jpg

【左右共通】
●下まぶたや白目の左右や下の色素は今の所大丈夫。↓
が、犬種的にゴールデンは色素性のぶどう膜炎になることが多い(色素が増えるとぶどう膜炎になる)ので、今後も結膜の炎症がないか要チェック(2〜3ケ月毎に検査する)
ファイル 8475-2.jpg
↑●【左眼】の黒目がまん丸ではなくいびつに見える時がある=超音波などでは大丈夫。


スリットランプ検査?っていったかな??
↓“もに”のぶどう膜嚢胞を下から12時の方向にみたところ(左の緑の矢印)
右のほうの太い楕円が瞳の表面で、その下にくっついている三日月みたいなのが“もに”のぶどう膜嚢胞だそうです。
ファイル 8475-3.jpg

●網膜。左右ともに大丈夫
↓これは左の網膜
ファイル 8475-4.jpg

●目の中の炎症所見はない
●ぶどう膜嚢胞は破裂すると、目の中の水が流れなくなり炎症を起こす→色素が詰まる→緑内障になってしまうこともあるので気をつけないとならない
↓うまく説明できませんが、下の画像はたしか“もに”のぶどう膜嚢胞と瞳の間の水の濁り具合を見る検査(たぶん)
炎症があると左の光が右に反射する際、きれいに映らず、間の黒いところが濁るそうですが
“もに”は間が濁っていないし、右の反射もきれいなので『目の中の炎症所見はない』とのこと
(違ったらすみません)
ファイル 8475-5.jpg

他に、気になっていたことも聞いてみました。
“もに”はあいばろの専属モデルですので、たまの撮影の際にフラッシュをたくのですが、それが眼に悪さをしないかどうか?
●撮影のフラッシュでぶどう膜嚢胞ができたり、目に悪影響をあたえるというようなことはない。とのことでした(ホッ♪)

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この眼科専門医さん、こちらのお話をきちんと聞いてくださり、説明も丁寧にしてくださる良い病院でした。
そのぶん慎重でらっしゃるのか、症状によっては血液検査やいきなりの手術?も可能性も視野に入れているようで
初診の際は、食事は診察の8時間前までにすませる
お水は3時間前から控える
とのお達し。
(結局は、“もに”は血液検査はなかったようなので、8時間絶食の必要はなかったのですが。)

検査の1時間半くらい、先生に“もに”を預けてママは受付の待合で待つのですが、時に中からは“もに”の『ヒュンヒュン』という声や、カシャカシャという爪の音、首につけている鈴の根が聞こえてきました(暴れている音も😅)
他の子たちはヒトリで検査室に入っても良い子にしていられるのに、“もに”はママから離れるとダメみたいでうるちゃかったです(=´∇`=)
こればっかりはしつけのしようがないですねー。。。。


どこの病院も初診は時間がかかるもので、半日仕事で“もに”もママも疲れましたが
結果が良かった(悪くなかった)ので、安心できた良い一日になりました。

事務所に戻ると、スタッフがブタレバーのっけのごほうびおやつご飯を用意しておいてくれたので、
安心して美味しくウマウマした“もに”でした♡U^エ^U♡

●後日届いた、担当医のわかりやすい説明はこちら

●『もいちゃん』の眼科初診(2015年7月13日)はこちら