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☆べべのCT画像診断

べべはここ3〜4日、調子が良く元気が戻った(^.^)
やっぱり外耳炎になってしまったお耳が痛いか?気持ち悪かったのかな。
とはいえ、エコーで脾臓の密度(濃度)にムラがみられたし心配は残る。
べべはまだCTをしたことがないけれど、そろそろおばあちゃんといってもよい年齢にさしかかっているし、健康診断をかねて撮っていただいた。
(今まで必要に迫られる状況にならなかったことはとてもありがたい)

うちの6つのかかりつけのながいき動物病院のゲン先生に付き添っていただき、和光動物病院で板倉先生に撮っていただいた。

ムーちゃん、ブーちゃん、きゃっちゃんはそれぞれ健康診断も含め何度か撮ってもらっている。
病気がすでにわかっていて、ガンの原発やら、病巣の状況をより正しく把握しより良い治療をしてあげる助けになるようにと深刻な状態で臨むのと、健康診断の延長で臨むのとでは全然“気持ち”がちがう。
べべは一時は心配したが、ここ数日の元気をみていると、何か悪い結果がでる気がしなく(←楽観的なママ)、わりと気楽に検査にのぞんだ(^^ゞ
でもその予感は当たっていたよ(*^^)v
駒沢から和光市までは車で1時間半くらいだけれど、車中でゲン先生に根掘り葉掘りいろんな事を訊きまくり、おおいに勉強になったp(`ー´)q
そんなにたっぷりの時間、先生を独占していろいろお話できる機会はそうそうないもんね。

ムーちゃん、ブーちゃん、きゃっちゃんはパパがそばについていてあげれば少しも動かないで良い子にしていられるので(*^^*)、健康診断のためのCTはノー麻酔でした。
なるべく麻酔を使わなくてすむよう、こちらからお願いしてパパがそばについて安心させてあげて、押さえてあげる。
動いてしまうお子さんを、お母さんが押さえてあげるのと同じね。
古いX線より、CTはずっと被曝量が少ないそうだ。
(造影剤を使う必要のあるときは、麻酔は必須なので麻酔した)
べべも良い子だけれど、動いてしまうようなら麻酔をかける事になるので、昨夜の10時からは食べ物もお水も抜いて備えた。
でも少しも動かないで良い子にできて1回でOK(*^^)v
ファイル 169-1.jpg

今日の時点での総評としては、『特に悪いところはない』との事(^○^)
気がつく点としては
【1】フィラリアに罹っていたためか(べべはうちに6歳半で帰ってきた時点ですでにフィラリアの成虫がいて咳をしていた)、年齢のためか肺が白っぽいが、まあ、年齢を考えるとこんなものだし大丈夫でしょうとの事。
(背骨が下)たぶんこれが肺だと思います。違ったらすみません(^^ゞ
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【2】胆のうに胆泥が少したまっているが(エコーでも指摘された)、悪さをするような状態ではなく、今すぐ何かをしなくてはならないような状態ではない。問題ないでしょうとの事。
ポインタの先の濃い白いところが胆泥。わかりますか?
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【3】背骨の変形性脊椎症はあるが、うちのお得意の(笑)サプリメントなどでケアしてあげれば大丈夫でしょうとの事。(臨床的にはそんなに問題ではない)
骨の間の椎間板が上や横方向に飛び出してしまうと神経を圧迫して「ヘルニア」となって、下方向に飛び出す時に骨もいっしょに引っ張られて溶け出すように下方向に変形していくのが「変形性脊椎症」だそうだ(今まで思っていたのと少し違っていて勉強になった。理解が間違っていたらすみません(^^ゞ)

人間では、体重を7%落としてあげると関節の痛み止めはいらなくなるといわれるそうだ。
お空のきゃっちゃんは、1993年の3月に最高39.6キロにもしてしまった体重を、2004年の2月には29キロ台にしてあげる事に成功した(^^♪
そうしたら、動きがとっても楽になってよりニコニコしていた(*^^*)
べべも、万年ダイエット中なんてうそぶいていないで、べべの健康のためにここで一念発起!
真剣ダイエットをする事に決定!
さっそく獣医さんのダイエット缶を頼んだ。
(ドライだとわが家はきっと、絶対にお肉とかいろいろ混ぜてあげたくなるのがわかっているので(^^ゞ、高いけどまずは缶詰めからはじめる事にした)

股関節の変形もみられ、はまりも浅め。べべは足取りも軽く、外見の元気に隠させてしまいがちだけれ、気をつけてあげないとね。

4枚目の写真は、CTで撮ったレントゲンみたいなもの。背骨も“フセ”状態の股関節もくっきり写っている
普通のレントゲンは“一点”から写すので裾は多少ゆがみというか、伸びたような状態に写るけれど、CTは“輪切り”で写すのでゆがみがでないらしい。

【4】心配した脾臓は、いまのところ見たかぎりでは大丈夫。腫れもみられない(触診でも今は腫れていない)
とはいえ、10歳をすぎたらいつなにが起こるかわからないから、ちゃんと見ていてあげないとね!
ファイル 169-4.jpg

5枚目の写真は、今回撮ったCTの一部。
[左]が頭側で、胴体を輪切りにしながら徐々におしり側が写っている。
これが、先生のところのPCのだと、濃度をかえたりしながら、体の中を流れるように見ることができる。
すごいよね!
ファイル 169-5.jpg


べべはCT撮影がすんだら、板倉先生のお言葉に甘えてごはんをご馳走になった。
夜ご飯も早かったし、朝ご飯は抜きだし、お水も飲めなかったし、それはそれはおいしくフード&レトルトおかずをいただいたU^ェ^U

板倉先生、ゲン先生ありがとうございました<(_ _)>