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トルコ.イタリア旅行-18/トプカプ宮殿

トプカプ宮殿
オスマン朝歴代スルタンの居城で、政治の中枢として約370年の歴史を重ねた宮殿で、今は博物館とし公開されています。
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数千人の女性が暮らした「ハレム」や、大きなエメラルドが3つ飾られた「トプカプの短剣」、漁師が拾ったダイヤの原石をスプーン職人が3本のスプーンと交換した86カラットの巨大なダイヤモンド「スプーン職人のダイヤモンド」はここにあります。
「スプーン職人のダイヤモンド」は巨大でビカビカ輝いていました。
宝石で飾られた黄金のゆりかごや、諸国からの贈り物の時計コレクションもすごかったです。
※公開されていますが、写真撮影は禁止。


ハレム内、ムラト3世のサロン。
天才建築家シナンの設計で、壁面を飾る青と珊瑚色のタイルは昔のままのオリジナル。
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ハレム内。
イズニックタイルが本当にキレイです!
特にイズニックブルーと赤の組み合わせはなんともいえずエキゾチック。
イズニックタイルの1枚飾りでもを買おうかと思いましたが、本物は(現代もの価格で)1枚で2万円以上するので手が出ませんでした。
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ここはスルタンの子、女の子用の勉強部屋だったかな?
ステンドグラスは赤いカーネーションです。
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トルコではチューリップは聖なる花で、チューリップとカーネーションはタイルやステンドグラス、絨毯等によく用いられるモチーフです。
ちなみ、チューリップとヨーグルトはトルコ原産だそうです。

トプカプ宮殿からボスフォラス海峡をのぞむ。
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右手はアジア・サイド。
こちら側はヨーロッパ・サイドで、左手奥に見えるのも金閣湾を挟んだヨーロッパ・サイドです。(たぶん)
ヨーロッパ・サイドは金閣湾をはさんで
トプカプ宮殿やバザール、ブルーモスク、アヤソフィアがある旧市街と、
宿泊先のチュラーン・パラス・ケンピンスキーがある新市街に分かれています。
旧市街と新市街はガラタ橋(昨日ランチを食べた所)で結ばれています。