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☆札幌-北海道盲導犬協会1

定休日を使って、ママは一人で札幌に行ってきました♪
(べべともいはパパとお留守番)

目的は3つ
1.北海道盲導犬協会を見学させてもらい、老犬ホームのワンちゃん達に会う
2.札幌雪祭りを見る
3.サラリーマンのおじさんがお酒を飲んだ帰りにラーメン屋さんに行くようなノリで、お風呂後にノーメークで深夜のすすきのに繰り出して札幌みそラーメンを食べて“おっさんをする”(笑)
以上です。


では、長くなりすぎるとつまらないので(笑)、簡単に写真日記を見てくださいね(^_-)

お空のブーボくんのお嫁さん&娘ワンちゃんのお宅が訪ねられたのに触発され、
ママも是非見学をさせてもらいたいと思うようになり実現した北海道盲導犬協会の見学。
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平日の見学申し込みにもかかわらず、ご親切に対応してくださった職員さんに感謝です<(_ _)>

北海道盲導犬協会は広く清潔で、そしてあたたかいところでした。

こちらはユーザーさんが新しいパートナーと息を合わせる為の合宿(3週間...4週間だったかも?)をするためのお部屋。
盲導犬ちゃんは、ベッドの足元で共に過ごします。
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繁殖犬のお宅で生まれ→パピーウォーカーさん宅で1歳まで過ごし→ここでみっちり訓練をし盲導犬として適正のある子が盲導犬に→そしてユーザーさんと合宿をし→ユーザーさんのお宅でパートナーとしてお仕事を頑張り家族として大切にしてもらって→だいたい12歳でリタイヤ。

12歳になってリタイヤしたここの卒業生は、みんないったんここに帰ってくるそうです。
それぞれの子の性格に合わせて、『老犬ホーム』で余生を送る子と、『老犬ボランティアさんのお宅』で余生を送る子がいます。
パピーウォカーさんのお宅に帰る子も多いそうです。


広くてきれいに整頓された『老犬ホーム』には、この日は16歳から7歳までの6頭のリタイヤ犬がいて、にぎやかに自由にママを迎えてくれました。
みんな穏やかないいお顔をしていて.....ここの子達への「ご苦労様。今までうんとがんばってくれて偉かったね。ここでゆっくり過ごしてね」という気持ちと、お空のムーちゃん達や、今頑張っているべべ、今頑張っている知人やお客さんのシニアわんちゃん達への愛しさや思いが重なってごっちゃになって、ウルウルしちゃいました。
寂しいウルウルではなくて、『みんなとっても大切にしてもらっているんだよね』とあったかいものがこみあげてきてのウルウルです。
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ハウスには、どなたかが送ってくれたというあいばろの持ち手つき厚ハニカムがかかっていて、なんか嬉しかったです。
一般の方や、ボランティアさんや、メーカーさんなどが送ってくれる物も多いそうです。
(着たままねんねのハニカム胴着は頂き物で足りているという事でしたので、ママはおやつを少しお土産で持って行きました)


ここには協会職員さんやボランティアさんが常駐されています。(北海道盲導犬協会には獣医さんもいるので安心です)
夜も必ずどなたかがここでみんなと一緒に泊まり、お世話をしてくれるそうです。
シニアさんは、一度ねんねしちゃうと起き上がれなくなってしまったりもしますからね。
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向こうの窓際には、この冬に亡くなった2頭の盲導犬ちゃんのお骨が安置されています。
ユーザーさん達から届くお花でいつもいっぱいだそうです。


ママを歓迎してくれたフタリ。
手前の子はゴールデン×ラブラドールのエフワン犬です。
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ベランダに出たいといえばすぐにボランティアさんが窓を開けてくれるし、エレベーターでサンルームに行ったりもします。

以下【北海道盲導犬協会さんのHPより】
北海道盲導犬協会の老犬ホームは盲導犬としての役目を終えた犬たちに、「ゆっくり楽しんで過ごして欲しい」というユーザーのねぎらいの想いから昭和53年に世界の盲導犬施設の中でも初めての試みとして作られました。
老犬達は、この老犬ホームで仲間と遊んだり自由に歩いたり、また、日の当たる場所でのんびり昼寝をしたりしながら1日を過ごします。

視覚障がい者の目となり心の支えとなった老犬たちの幸せを考えることは、心からの「ありがとう」の思いを込めた、私たちができる最後の贈り物です。