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「家族みんなで、STOP誤飲!」セミナー(1)

前にブログでご紹介したTRVA 夜間救急動物医療センター主催の「家族みんなで、STOP誤飲!」セミナーに参加してきました!

講師はべべももいもお世話になった事のあるTRVA 夜間救急動物医療センターの中村院長。
とても盛会で、2時間という時間を感じさせない、為になって&とても楽しいセミナーでした(^^)v
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お話ししたいことがたくさんありすぎるので....
中村先生の許可を頂いて、講義で使用された先生お手製のわかりやすい説明を画像でアップします。
きっと為になりますから、みなさんぜーんぶ見てくださいね!


こんなユーモアあふれる画像からはじまって、思わず笑いがこぼれてなごやかにスタート♪
(ワンちゃんがタバコを吸ってお酒を飲んで、泥酔しているところ)
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誤飲しやすい犬種は
1位 フレンチブル 7.1%
2位 ゴールデン  6.3%
3位 キャバリア  6%
4位 ラブラドール 5.3%
5位 トイプードル 4.5%
だそうです。
あとで出てきますが、小型犬は普段食べているリンゴ等の果物や野菜をつまらせることも多いそうです。

夜間動物病院来院の誤飲物ランキングは
1位 人体薬←ちょっと意外でした。
2位 チョコレート(バレンタインの2月が圧倒的に多いそうです。それとクリスマス)
3位 鶏骨(裂けて縦割れするので)
4位 爪楊枝、竹串(お土産の焼き鳥ごととか)
5位 ネギ類


「誤飲」の診察の流れは「誤飲」した物によって異なります。
物によっては催吐処置ができない(してはいけない)場合もありますが、
催吐処置ができるものであれば、吐かせてしまうのがワンちゃんが受けるダメージが一番少なくてすみます。
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竹串等は内視鏡でとることができることができるので、開腹しなくてすみます。
大きい物や、時間が経って(12時間くらい)胃を通過してしまったものは、開腹手術でないととれません。
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ここで何より重要なのは
★「誤飲」してしまった場合は、【すぐに動物病院に連絡し、行く】ということです!
★その際には、「誤飲」したものと同じ物や破片を必ず持って行きましょう。
現物があれば、レントゲンに写るか?などの判断をすぐに獣医師ができます。
ファイル 3120-5.jpg

それと、本当に「誤飲」したのかも重要です。
もいちゃんはママの勘違いでお塩やオキシドールを飲まされてひどい目にあいましたからね(;´▽`)